荒木経惟 著
アラーキーとして知られている著名な写真家の書籍です。
この中にある写真はどれも表情がある。
顔が写ってるんだから、表情があるっていうのは当たり前に思うんだけど、素人がとった写真とは全然ちがうのが分かる。
篠山紀信さんの写真でも、そう思う。
写真家を目指すような人からすると、二人の写真の違いなどは色々あるんだと思うけど、二人とも表情をとるのがうまい。
表紙に副題として「生き方は顔に出る」とかいてある。
数え切れないぐらいの人と会って、それを写真に収めてきた人だから、この言葉にはすごく重みが感じられる。
少し中身にほうにいくと、「男の顔にはアクと毒が必要」だそうだ。
たぶんぼくの顔はそこらへんも足り無さそうだな。
こういった写真家の方に撮られたら、どんな自分が見られるんだろうなんて考えてしまう。
「顔は見られて磨かれる」ともある。
毎日誰かには見られているんだけど、たぶんそういうことではない。
何かに挑戦したり、行動をしているときに見られるとか、そういうことだろう。
これから大人になっていくにつれて良い顔になっていったらいいなと思う。
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