こんにちは、カネコです。
ぼくが本をたくさん読むようになったのは、ここ5、6年です。それまでは、読書感想文を書くために読んだ本とハリーポッターシリーズぐらいでした。
今回は、そんなどちらかというと本嫌いだったぼくが読書をするきっかけとなった本を紹介します。
『知の技法』
この本は大学の授業のサブテキストとして作られたものなので、読書するものでもない。
大学院にいって研究をしているときに、自分のベースとなる考え方を示してくれた本です。
だから多くの人に参考になるような本ではないと思うんだけど、紛れもなく僕を読書へと誘った本なのでここに並べました。
自分の経験から得た知識なんかどこかの本に書いてあるもんだなと衝撃をうけました。
『夢をかなえるゾウ』
シリーズ累計300万部を売り上げたベストセラー本の第一冊目。
冴えないサラリーマンのもとに突然現れたゾウの姿をした関西弁の神様ガネーシャ。成功したいという夢を実現させるためにいくつもの課題を出していく。
二人の漫才みたいな掛け合いがとても笑える。それまで読書は退屈なことだと思っていたが、この本を読み読書は「おもしろい」ものだと思わせてくれた本。
『オリンピックの身代金』
読んでいると舞台となっている街が鮮明に見えてくる情景描写に小説の凄さを実感した本。
昭和39年の東京オリンピックに沸きかえる東京を舞台に、テロリストと刑事の攻防を描いたサスペンス小説です。当時の東京は建設ラッシュの真っ只中で、作中でも建設現場などが出てくる。
建築史の教科書を読んでいるよりも、この小説を読んでいるほうが勉強になり、文章でこんなに表現できるものなのかと驚いた。
『松本紳助』
読書に興味が出てきたが、まだ活字を読むのがしんどかったときに出会った本。
今は引退してしまった島田紳助とダウンタウン松本人志の二人だけのトーク番組「松本紳助」を書籍化したものです。
話している内容は間違いなくおもしろいですし、しゃべり言葉が文字になっているので活字が苦手な人でも無理なく読めてしまう。
『脳と日本人』
分野の違う知識人の二人がお互いの分野ならではの物の見方を教えてくれて、学問は楽しいものだと再認識させてくれた本。
知識人と呼ばれる人たちでも、お互いの分野のことでは素人。その相手にわかりやすく説明しているので、読んでいるこちらも理解しやすい。
新しい分野の本を読むときには、こういった対談本やエッセイから入る僕の読書スタイルの元となりました。
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